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一括査定サイトを活用するときの注意点
カテゴリ:上手な不動産売却  / 投稿日付:2022/10/03 08:00

一括査定とは、一度の情報入力で複数の不動産会社に査定依頼できるウエブ上のサービスのこと。無料で手軽に査定できるとあって、利用者が急増していますが、便利な反面、注意が必要なところもあります。

注意1、サイトに参加していない不動産会社もある

参加している会社による競争が激しいことや、「紹介料と予算の折り合いがあわない」「すでに十分に集客できている」などと言った理由から、参加していない不動産会社も一定数存在しています。

不動産会社によっては、数ある一括査定サイトの中で「一括査定サイトAには参加しているけれど、一括査定サイトBには未参加」といったこともあるでしょう。そのため、「一括査定サイトの中だけで不動産会社を選ぶ事が適切ではない」という意識は持っていた方が良いかもしれません。

注意2、「査定額」=「売れる金額」ではない

査定額とは、各社が「これくらいで売れるだろう」と予想する金額です。過去の成約事例や物件の状況を鑑みて、各社ともに「おおむね3ヶ月以内に売却できる金額」を予想して算出します。

「予想」ですから「売れる金額」でないことを念頭に置いて査定に望まなくてはなりません。一括査定サイトを利用すると、複数社による査定額が一度に集まります。しかし、提示された査定価格に振り回されることなく、売主様が売却金額を決断するための「参考」として扱うのが適切です。

注意3、査定額よりその「根拠」と「販売戦略」を見るべき

査定資料には、「価格」よりも重要な情報があります。それは、その価格を導き出した「根拠」と、担当者が提案する「販売戦略」です。

査定価格を見る時は、おおよその価格帯の把握に留めておきましょう。査定価格以上に「なぜその価格が適切であると思ったか」「好条件で売るためにどのような戦略を考えているのか」」といった情報から「信頼できる不動産会社はどこなのか」を判断するのが、不動産売却を成功に導く第一歩となります。



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